夏から秋へ。田んぼ道で出会った、季節の変わり目

2026/08/24
- カテゴリ:KOTOS雑話
- 書いた人:畑中 慶一(企画)

先日、いつもの散歩道で夕暮れの空を見上げたとき、「あ、季節が変わったな」とふと感じました。
丹波の田園を貫く農道に沈む夕日。真夏の白く鋭い光とは違い、この日は黄金色を帯びて雲まで柔らかく染めていました。稲穂もうっすら色づき始め、空の雲も入道雲から秋を思わせる筋雲へ。同じ場所なのに、光と風が確かに変わっている——そんな小さな発見が季節の移ろいを教えてくれます。
こうした変化に気づけることは、実は暮らしの中の贅沢だと思います。冷房の効いた室内で一日を過ごしていると、季節の変わり目はカレンダーの数字でしか感じられません。けれど朝夕の空気や夕暮れの色に目を留めるだけで、日々にちょっとした豊かさが生まれます。
私たちコトスの家づくりで大切にしているのも、この「自然を感じる暮らし」です。窓から差し込む光の角度、軒先を渡る風の温度。家は雨風をしのぐ箱ではなく、外の世界と暮らしをゆるやかにつなぐ場所でありたい。丹波の四季は都会よりくっきりと表情を変えるからこそ、その変化を家の中からも感じられる住まいづくりを、これからも大切にしていきます。
みなさんも、ふと空を見上げたとき、季節の足音を感じてみてください。








