つくる幸せ、たべる幸せ
2025/03/06
- カテゴリ:社長のヒトコト
- 書いた人:由良 俊也(代表取締役)

築60年を数える田舎家のリノベーション。
生まれ育った実家を改修して、隣接する親世代との同居を決めた。
九十九折りに打合せを重ねながら、探り当てたのが
「つくる幸せ、たべる幸せ」だった。

つくる人、たべる人。
それらを決め込まないのがこの家の良いところ。
つくり手が変わると味が変わるし、盛り付けだって、
ボリュームだって違うのだ。

普通に暮らしていても、それはわりと大切なことだと私は思う。
年を重ねて、いつか自分の思い出を24色の色鉛筆みたいにケースに並べた時に
一番短くなった鉛筆は何色だろうか?
折らぬように失くさぬように、大切に使って短くなった鉛筆。
きっとそれはその人にとってかけがえのない記憶なんだろうね。

寒波に見舞われた日々を経て、
ようやく温かくなったこの先週末のリノベーション見学会。
今回はそんな話に花が咲きました。