森の舟にサヨナラを

2026/04/23
- カテゴリ:社長のヒトコト
- 書いた人:由良 俊也(代表取締役)

森の舟。
暮らしの中の日常と非日常の波間で漂う舟でした。
丹波の暮らしってなんなんだろう?
コトスがその命題に向き合って、そしてようやく導き出したひとつの解。
それがコトスの森の舟だったのです。
家事、育児、便利さ、性能。
家づくりに際して、それらが重要な課題であることに間違いはありません。
でも、ほんとにそれだけが家づくりの本懐なの?と。
やがて将来、一家の、あるいは自分自身の何年も先のライフスタイルを思い描いた時、真に大切なものは何かについて、もっと深く考えなければ。
コトスは考えました
決め込み過ぎない、作り過ぎないこと。
未完で、柔軟で、変化に追随するような家。
できれば自然とも調和して、人生の語らいにやさしく耳を傾けてくれるような家を作りたい。
陽だまりの窓辺にお気に入りの椅子でも置いて、本を読むとか、音楽を聴くとか、ほんの少しの豊かな間暇を味わう時。
住み始めてから何年も経って、改めてこの窓辺の空間に愛しさを見つけだすような、家にそんな仕掛けを組み込めないかと、コトスは考えたのです。
日常と非日常。現在と未来。
その間にたゆとう暮らしを渡り、人生に漕ぎ出す舟。そんな家づくりがいいよねと。
森の舟にはコトスのそんな想いが込められていました。
もうすぐさようならの森の舟。
まもなく新たなオーナーを迎えることになりました。








