ほんの立ち話のつもり

ちょっと相談事があって訪ねた地元の村のOBさん宅だった。
黒豆の選別作業中の、ビニルハウスの仕事場に通してもらった。
２つ３つ確認して用事はすんだのだが、豆炭の火鉢にあたりながら
とりとめのない世間話に花が咲き、ちょっとのつもりが小一時間の滞在になった。
イノシシやシカのこと。太陽光発電のこと。近頃の農業のこと。
中でもOBさん曰く「音楽（演歌）のない生活はありえない」とのことで
最近はどこもカセットテープを売ってないらしく、
探し回ってようやくたどり着いたのが「コーナン」だったとか(^^)
・・・もうどうでもええわ、とも思うが、こう屈託なく笑われると
ついこちらも笑ってしまう。
こんな時間の過ぎ方も悪くないなと思えるのは、自分も年を取った証拠なんだろうな。
写真は１０数年前にお世話になった数寄屋風の塀。当時若々しかった檜の材料も
いい感じで渋くなってきたと思う。