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越冬の暮らしと薪ストーブ

Staff

薪ストーブ。
火のある暮らしにロマンを感じている人にはちょっと申し訳ない話をします。

もちろん一途にロマンチック街道をひた走る人もいるでしょうが。
けれども、ストーブユーザーにはもっともっと「火」との付き合い方に貪欲な者は多い。

日頃の薪の収集や薪割りには、九十九折りに苦労を積み重ねる身である。
せっかく灯した炎に対して、いかに有効利用するかは切実なのだ。

ピザを焼く。スープをあっためる。果実の皮を天板に置けばアロマにもなる。
これらは薪ストーブのしゃれた利用法として世間によく知られている。

しかし我が家では…。
布団のシーツを干す。毛布をあっためる。濡れた長靴を乾かす。
あるいは銅のケトルで湯を沸かして、食器洗いに使うなどだ。

こうして暮らしの中に深く根付く薪ストーブ。
なので我々ストーバーは薪割りに精を出すのだね。

もちろん炉内の炎のゆらめきに心をゆるし、深夜、熾火になって音も立てなくなったストーブの部屋で、余熱と静寂とお酒で魂を温めることは、他の何をおいても楽しみなんですけどね。
 

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