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キソ・テッキン・コンクリート

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こんにちは。金曜日です。遠藤です。
今日は基礎工事中の現場から。

ただいま進行中の現場では,文字通り建物の基礎になる
基礎工事中で基礎のコンクリートの中に組む鉄筋を組みました。
木造住宅でも基礎は強固な鉄筋コンクリートで作ります。

こんな感じです。




建物が上に乗っても壊れないように,
地震が起こって強い力がかかっても壊れないように,
強い鉄筋とコンクリートで作ります。

ん?強い鉄筋?

鉄筋ってどれくらい強いのとお思いの方。
鉄筋に書いてあるんです。



この鉄筋には295A-D13って書いてあります。
この295ってのがこの鉄筋の強度をあらわします。
(D13とは太さが13mmってことです)
簡単にいうと,この鉄筋の鉄は
1cm角の四角い棒だとすると2950kgで引っ張っても
大丈夫ですという意味があります。
ってことは天井にしっかりくっついたこの鉄の1cm角の棒に
今話題の大相撲の関脇栃ノ心(体重169kg)が
17人ぶら下がれる計算になります。
これは,強い。

ちなみにコンクリートはというと。コンクリートは押す力に強い材料で,
基本的に弊社では24Nの材料を使いますので,これは
1cm角のコンクリートのサイコロに240kgの圧縮の力がかかっても
大丈夫ですという意味です。
ということは,1cmのコンクリートのサイコロに栃ノ心が乗れる計算になります。
これも,強い。

基礎の鉄筋コンクリートは,このように引っ張りに強い鉄筋と,圧縮に強いコンクリートを
うまく組み合わせて作り上げていきます。

今日は,めずらしく,鉄筋コンクリートの話でした。
                   

              以上,現場から遠藤でした。




 

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