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青垣町佐治の福よせ雛

Staff

ー 丹波佐治福よせ雛 ー
いにしえの宿場町、青垣町佐治の古民家の軒下や店先に、昔日の勤めを終えて長らく仕舞われていたお雛さまたちが並んでいる。
まだ寒さの残る佐治の街中だが、この週末の三連休は願ってもない暖かさだった。

丸めた古新聞の皺をそっと引き延ばすような陽だまりの舞台だ。
古びた雛びなが肩肘の力を抜いてホッコリ寛いでいるみたいで、おかげで見ているこちらのネジもゆるゆると解ける気がするのだ。
街をよく観察すると街道のあちこちで店が開いている。
雑貨、本、カフェ、スイーツにお酒の店。こんなに集まっていたんや!と嬉しくなってくる。柔らかな日差しがそっと手を差し伸べて背中を押してくれてるみたいで、冷えた体に心地よい。

このほほえましいエピソードのおまけはブルーベリーマフィン(しのん焼菓子店)。
昨夏読んだ小説「街とその不確かな壁」の中で、名もないただのコーヒーショップで提供されるのがブルーベリーマフィンなのだ。
休日の朝にふさわしい心地よい音楽を聴ききながら、濃く、ほどよい苦味と熱さのコーヒーと柔らかく新鮮なマフィンとを愉しむ主人公がいた。
そんなシーンが何度も出てくるんですよね。
私はこの半年というもの、いろいろ探してやっと地元青垣町で見つけたというね。
美味そーーー!  今から食べようと思います。
福よせ雛を愛でつつ、佐治を散歩するとか。皆さまにもおすすめしたいです。
 

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