六十男の自転車行脚の話
2025/09/04
- カテゴリ:社長のヒトコト
- 書いた人:由良 俊也(代表取締役)

自宅からおよそ20km離れた今出川親水公園に到着。
ここは加古川の源流域のひとつで、誰も居ない山ふところに夏虫と山鳥とせせらぎだけが聴こえてくる。
9月になったら朝のクロスバイクの距離を40kmに伸ばそうと思っていた。
Yahoo MAPを手繰りながら、出来るだけ平坦に近く、無理のなきようにと見つけたコースがこの公園だ。
それでもこの辺りは遠阪地区というだけに、緩やかな坂道が延々続くのだった。
ペダルを踏み締めることだけに集中して、そして着いたら、フロントバッグに詰め込んできた「練りようかん」を食ってやるんだ!と、そればかりを考えた。
それにしても清澄な朝だった。
林道はほのかに暗く、朝日が当たる山の中腹以上では、溢れる光がキラキラと音を立てているみたいだ。
練りようかん、カンロの塩飴、冷水のボトル。糖と塩分、水分を補給したら元気が出てきた(^^)
帰路は長い下り坂だ。
朝の山里の爽快さを味わいながら、苅田の香ばしい匂いに酔いながら、私は引き返すとする。復路は小学生の登校時間に重なった。
もぎたての「おはようございまーす」が、またかわいいのだ。