日々の暮らしに豊かさ(喜び)を

家づくりは大変です。
いろいろ情報が溢れる中で、あれも大事。これも大事。。。
そう思う中でいつの間にか家づくりの本質を見失っていたりします。
「なぜ、家がほしいのか」
「我が家に求めるものは何なのか」

人とつながりがもてるものにしたい。
好きなことに没頭できる場所にしたい。
自然を感じ、四季の移ろいを感じたい。

それぞれ違うようで実は...
「日々の暮らしの中で、豊か（喜び）を感じて暮らしたい」
なのかなと思ったりします。

例えば...
水を張った鉢に庭先に咲いた花を摘んで浮かべれば、
季節を感じる設えになって、水面を動く花をみて風を感じることもできます。

春から夏にかけての季節の設え。
花を摘むときに何を浮かべようか。
色合いは？なんて考える時間がすでに喜びにつながっていると思いません？
次に浮かべる花は紫陽花にしようか...なんて考えるだけでも日常とは少し離れた素敵な時間だと思います。

家は家族の為の「鳥の巣」でもあり、
日々の疲れを癒し、守る器。
家づくりは
家族の豊かな（喜びの）時間が生まれる空間。
コストや効率だけで表せることができない居場所づくりなんだなと
週末のお住まい見学会にあった水鉢をみて改めて考えていました。

見学会にお越しいただき本当にありがとうございました！