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柏原川の桜から

Staff

午後6時25分。
仕事帰りにふと思いついて丹波年輪の里に立ち寄ったのだ。
公園の近くを流れる柏原川の堤では、雨に打たれ枝垂れかかるような
桜が夕陽を浴びていた。

今年は蕾が膨らむ頃に寒の戻りが続いたせいで、
桜はなかなか散らないのだ。

桜の下にたゆたう川面を眺めていると、見知らぬ世界に
歩み込んで行くような気がした。

西空には夕星。
悲しみも切なさもなく、全きの美しい夕間暮れの風景に出会えた。
冷たい風が桜の枝をまだらに染めて、緩めたシャツの首元からするすると
染み込んでくるのだ。

うーん、いい季節だなあ(^^)
 

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