道草
2024/06/27
- カテゴリ:社長のヒトコト
- 書いた人:由良 俊也(代表取締役)
京都府立自然公園、るり渓の鳴瀑(めいばく)から
大阪府豊能町の造成現場からの帰路、道草というにはあまりに大きくコースアウトしてしまった。
イルミネーションや温泉などでもお馴染みだが、渓流に沿ってトレッキングするのにも快適なコースがある。
この日、本格的な梅雨が始まる前の好日だった。
しっかり歩くのには時間もやる気も足りなくて、パーキングから少し登ったところにある、写真の滝のほとりで体にあまねくマイナスイオンを浴びてきた。
ときおりのしかかるほどの森のやさしさに気づくと、癒されるよりもすがりつきたい気分になる。
私を取り巻く幾つかの懊悩や逡巡が、プラタナスの葉のように、はらりはらりと落ちていくのが分かる。
印象画から切り取ったみたいな光景だった。萌えるに任せて滴るような新緑の中に、夏の音が染み渡っていた。
それは木魂だろうか。鳴瀑の音はまるで言うに尽くせぬ祈りの声みたいに聞こえてくるのだった。
ふーっ。リセットできました。良かった、道草して(^^)
もう少し心と身体をほぐしたら帰ります。
大阪府豊能町の造成現場からの帰路、道草というにはあまりに大きくコースアウトしてしまった。
イルミネーションや温泉などでもお馴染みだが、渓流に沿ってトレッキングするのにも快適なコースがある。
この日、本格的な梅雨が始まる前の好日だった。
しっかり歩くのには時間もやる気も足りなくて、パーキングから少し登ったところにある、写真の滝のほとりで体にあまねくマイナスイオンを浴びてきた。
ときおりのしかかるほどの森のやさしさに気づくと、癒されるよりもすがりつきたい気分になる。
私を取り巻く幾つかの懊悩や逡巡が、プラタナスの葉のように、はらりはらりと落ちていくのが分かる。
印象画から切り取ったみたいな光景だった。萌えるに任せて滴るような新緑の中に、夏の音が染み渡っていた。
それは木魂だろうか。鳴瀑の音はまるで言うに尽くせぬ祈りの声みたいに聞こえてくるのだった。
ふーっ。リセットできました。良かった、道草して(^^)
もう少し心と身体をほぐしたら帰ります。