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私の電池が切れる時

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たとえば今日一日。あまり大した仕事をしなくったっても、それなりに心安らかにしてくれる。
そんな夕陽の寛容さに甘えたっていいのだよ。
 
この美しい風景は青垣町。
おそらく丹波で一番遅い日の入りが見れる場所のひとつだろう。
 
まるで時計を止めたような、この佐治川の源流の村では、淡々と稲刈りに勤しむ人々の挙措も、遠い昔のお伽話のように清らかだった。
 
この夕焼けが私の心の凝りをほぐす。
 
穏やかな風が吹いていた。
物言わぬ川は黄昏にたゆたっている。
今日はこれでおしまい。
私の電池はここで途切れてしまったのだ。

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