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AGIT アジト2

Staff

 今日は、引渡し前の施主立会での検査。
先日、アジトとして紹介した家だ。
 
家にはそれぞれの想いがたんまりと詰まっているものだ。
 
私が願うのは、その家の良さをじわじわと味わって欲しいのだ。スルメみたいに。
 
十年後、二十年後、それぞれの旬において味わい方が違う。
例えば一人ゴロリと寝そべって、高窓に映る夜空の星々を眺めつつ、やっぱこの時間が好きなんだよなぁ、なんて言ってもらいたい。
 
十五年後、二十五年後、造り手の意図が歳を重ねるごと、仄々と心地好さを醸し出す、炬燵みたいな家。それが私の願いなのだ。
 
17坪1LDK、一部土間、薪ストーブ、深い庇のポーチ付き、etc.
広くはないが、それでも4人ぐらい泊まれてしまう。
あ、いや泊まるっていうのはおかしいか?あくまでも個人宅だ。
でも施主本人もけっこう乗り気で、
「大きい冷蔵庫がいるな!(^^)」とほほを緩ませている。
こういうノリがたいせつなんだと思う。

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