大きな開口部のいいところ

2026/06/03
- カテゴリ:社長のヒトコト
- 書いた人:由良 俊也(代表取締役)

二月の初旬、歯の根が合わぬほどの寒さに震えた日、この家は上棟した(三田市)。そして水無月、六月。
早苗を揺らす風にも夏の匂いがする頃となり、この家は仕上げに向かって粛々と歩を進めている。
この家。
ご覧の通り、大きな大きな開口部が何より目に付く。
南側の豊かな圃場に面して、思い切ってグラッシーな壁面となっている。
この開口部。
ここから屋内に届けられる情報は多い。
夏青田をなぶる風の匂い。
秋虫の鈴のごとくな囁き。
冬月夜に降り注ぐ蒼い星影など。
帰納法的にみても、開口部からは外のほとんどの情報が、四季の清しい便りとなって家人に届くのだ。
家において、こんなに趣き深い装置が他にあるだろうか?
開けてよし、閉めてよし。あまねく自然界の情報収集が自由自在なんて。
かく言う私も外と内の曖昧な接点に魅了された一人として。
是非とも大開口部を推奨するものなのである。申し訳ないけど(ある意味)田舎暮らし限定(^^)
※ちなみに二枚目の写真は私の自室。北側からのゆるやかな採光がお気に入りです。








