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アジト

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「退職したら丹波に帰って百姓する」
ある友人はきっぱりと、そう宣言したのだ。

彼はその夢の下準備に農業倉庫を建てている。
私は申請業務など、少しばかりお手伝いをしたのだった。
写真は上棟後の様子。
冬の幕間に忽然と現れた春の陽気と青空だった。
友人はいかにも満足気に目を細めて、これからどのようにして農業を営んでいくのかを、
農業の合間にいかに趣味の音響を愉しむのかを、訥々と教えてくれた。


私はまるでこの建屋はアジトだと認識している。
反社会的とか、地下活動とか、そんなんじゃないけど。
明るく、誰も傷つけない、健全な悪だくみなんていいよねと、天の邪鬼が耳元で囁くのを聞いた。

そして再び友人曰く。
「まだ嫁はんに内緒なんや」(^^)と。

そらみろ!やっぱりこれはアジトに違いない。
もう誰にも止められないのだ。
密やかな悪だくみと、わくわくするような背徳感!
ああ、これぞまさしくアジト、漢の夢。
よくぞ声をかけてくれたものだと、私は膝を叩いて喜んだという話です。
 

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