日常の中の非日常の話
2025/09/25
- カテゴリ:社長のヒトコト
- 書いた人:由良 俊也(代表取締役)
家づくりを生業としてきて、近頃めっきり使用頻度が上がってきた言葉に「日常と非日常の空間」というのがある。
普段の暮らしの中に混在する日常と非日常。両者は表裏のように相反するものではなく、ふとその傍らにさりげなく、ひっそりと、たとえば影のように寄り添っているぐらいが丁度いい。
では、非日常空間はどうあるものなのか?
それは休日前夜の特にゆっくりしたい時とか、何かの褒美にとっておきの酒やコーヒーや菓子などを味わう時。あるいは秋の気配が色濃くなり始めた今の季節のように、夜風と秋虫の音と音楽に心を澄ます時間とか。


こんな時、たった一脚のお気に入りの椅子があれば。
ほんの僅かに秋の冷えた空気が入り込む窓辺があれば。…と私は思う。
その空間はきっと非日常となって、心の底の澱をゆっくりと溶かしてくれるのではなかろうか。
写真は今年5月に引渡しを終えたリノベーション宅。
夏が過ぎ、秋になって、田んぼの仕事も終わって、さてこれから秋の夜長を楽しもうというところをお邪魔した。
●2階の小屋裏部屋。
●リビングダイニングから縁側へと吹き抜ける風の心地よさ。
●たまに息子たちが家族を引き連れ帰郷した時などは、大いに賑わう裏庭のBBQスペース。
さぞかし心地よかろうなと。
何もかもがホームドラマの一コマみたいで、つくづくいい仕事に出会えたものだと私はほくそ笑むのだ。秋の空高く、感謝の言葉を浮かべたい。
普段の暮らしの中に混在する日常と非日常。両者は表裏のように相反するものではなく、ふとその傍らにさりげなく、ひっそりと、たとえば影のように寄り添っているぐらいが丁度いい。
では、非日常空間はどうあるものなのか?
それは休日前夜の特にゆっくりしたい時とか、何かの褒美にとっておきの酒やコーヒーや菓子などを味わう時。あるいは秋の気配が色濃くなり始めた今の季節のように、夜風と秋虫の音と音楽に心を澄ます時間とか。



こんな時、たった一脚のお気に入りの椅子があれば。
ほんの僅かに秋の冷えた空気が入り込む窓辺があれば。…と私は思う。
その空間はきっと非日常となって、心の底の澱をゆっくりと溶かしてくれるのではなかろうか。
写真は今年5月に引渡しを終えたリノベーション宅。
夏が過ぎ、秋になって、田んぼの仕事も終わって、さてこれから秋の夜長を楽しもうというところをお邪魔した。
●2階の小屋裏部屋。
●リビングダイニングから縁側へと吹き抜ける風の心地よさ。
●たまに息子たちが家族を引き連れ帰郷した時などは、大いに賑わう裏庭のBBQスペース。
さぞかし心地よかろうなと。
何もかもがホームドラマの一コマみたいで、つくづくいい仕事に出会えたものだと私はほくそ笑むのだ。秋の空高く、感謝の言葉を浮かべたい。