焼きりんご登場す

十月最後の休日は、我が家に鎮座まします、薪ストーブの今季初点火の日。
いよいよ、丹波の山里の冷え込みが厳しくなってきて
朝晩というもの、着込むだけではどうにも寒くって敵わない。
もうそろそろ（ストーブを）着けてもいいんじゃない？
妻のひと声が、薪ストーブシーズンの扉を開くのだ。

そしてその日のささやかな幕間の出し物が、ダッチオーブンなのだ。
今年は「焼きりんご」。炭を使うから外で作ります。

りんごの芯をくり抜いて、ナッツやらドライフルーツやら、好みで詰め込み
シナモンと黒糖とバターを、ラム酒で練って流し込む。
ダッチオーブンには、熾した炭を蓋に多め、鍋下に少なめに並べて
じっくり、とはいえ15分間ほどだけ待つと、、、
甘々、トロトロの焼きりんごの出来上がり。

リビングはりんごとシナモンシュガーの甘い香りで満ちた。
間もなく11月。
これからが丹波の秋が萌え盛る、一番いい季節。私も一番好きな季節だ。