最果ての地、国境の海。
2017/11/17
- カテゴリ:KOTOSの休日
- 書いた人:由良 俊也(代表取締役)
休暇を取って沖縄県与那国島へ。
あらかじめホテルと飛行機の予約だけ、特に凝った計画もなく、
多少のお金と着替え、文庫本二冊だけをバッグに詰めた。
島は一周27㎞。1500人の島民と、放し飼いの150頭の与那国馬が住んでいる。
レンタルの110㏄のスクーターで、南風に吹かれてゆっくり周っても、
3時間あれば十分足りる。
ここは最果ての地、国境の海。
道中で雨に打たれても、止んでしまえばそのうち乾いてしまう。
11月というのに半袖で過ごせ、青々とした海は凪いで、風光明媚な景色と
のんびりした時間は人のこころを和ませるのだが。
この島には高校がない。仕事もない。
これといって目に付く娯楽もない。
「何もかも消えていくんよ」・・・立ち寄った蕎麦屋のおばさんが嘆いていた。
ここは最果ての地、孤独の海。もう誰も時計の針を戻せない。
空が青ければ青いほど、海が広ければ広いほど、かえって侘しさがいや増してくるのだ。

あらかじめホテルと飛行機の予約だけ、特に凝った計画もなく、
多少のお金と着替え、文庫本二冊だけをバッグに詰めた。
島は一周27㎞。1500人の島民と、放し飼いの150頭の与那国馬が住んでいる。
レンタルの110㏄のスクーターで、南風に吹かれてゆっくり周っても、
3時間あれば十分足りる。
ここは最果ての地、国境の海。
道中で雨に打たれても、止んでしまえばそのうち乾いてしまう。
11月というのに半袖で過ごせ、青々とした海は凪いで、風光明媚な景色と
のんびりした時間は人のこころを和ませるのだが。
この島には高校がない。仕事もない。
これといって目に付く娯楽もない。
「何もかも消えていくんよ」・・・立ち寄った蕎麦屋のおばさんが嘆いていた。
ここは最果ての地、孤独の海。もう誰も時計の針を戻せない。
空が青ければ青いほど、海が広ければ広いほど、かえって侘しさがいや増してくるのだ。
