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思い出は冷めやらず

Staff

子どもの頃から8月24日といえば愛宕まつりに決まっている。
二十四日盆の夜は花火に造り物見物に露天商に、
少年の胸を熱くさせたものだ。
  
月日が流れ、少年が中年のおやじになっても、
それでもやっぱり今日24日は心中熱い炎が灯る日。
そぞろ歩く小中学生を見るにつけて、楽しい反面、
終わらない夏休みの宿題の悪夢に、軽くめまいする記憶が甦るのだ。

心を寄せていた女の子の少し派手目なワンピース姿を、
人ごみの中で追いかけたのは何歳の夏だったか。
あの頃は屈折していた(笑)
もう時計を巻き戻すことはないんだけども。

あこがれも夢も思い出も、
ごちゃまぜの不思議な感覚が地元の夏まつりにはありますね。
いや、懐かしい懐かしい。



 

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