スタッフブログ

ANTIK MARKET 2024へ

Staff

みなさん、こんにちは。
私は昨日、神戸元町にあるlottaという北欧雑貨のお店で行われた、「ANTIK MARKET 2024」に行ってきました!
店内は、店主がフィンランドで買い付けたとっておきの食器たちで埋め尽くされていました。
そこで購入した食器を2つご紹介します。



①riikinkukko TV-set(リーキンクッコ TVセット)1961-1966年/ARABIA

リーキンクッコとは、フィンランド語で「クジャク」という意味です。
クジャクの美しい羽を広げたようでありながら、花や葉にも見えてとても可愛らしいです。
リーキンクッコの色展開は、レッドとブルー、青っぽいパープルなのですが、この食器はレッドでも少しオレンジみが強く、珍しいようです。
アンティーク食器では、ペイントミス・プリントミスもあったりして個体差があるものなのですが、これも味だなと思っています。
この食器は、プレートに小さなお菓子を置ける、いわゆるTVセットです。1960年代に生産されていたことから、その時期にフィンランドでテレビが普及し始めたのかなと推測できますね。
フォルムはカイ・フランク、デコレーションはライヤ・ウオシッキネンのデザインです。フィンランドデザインの巨匠コンビと言われています。

②tsaikka(ツァイッカ)1957-2015年/iittala

こちらは母が購入しました、ロングセラーのツァイッカグラスです。
長く愛されているデザインのため、見たことのある方もいるかもしれません。
アールヌーヴォーを彷彿とさせる曲線と繊細さが特徴で、とても美しいです。
持ち手と底の部分は取り外しできる設計で、夏は外して冷たい飲み物を、冬は組み合わせてホットワインなど楽しめるようになっています。


自分が生まれるずっと前に作られ愛された食器が、時代を経て自分の手元にあると思うと、とても感慨深いですね。
大事に使っていきたいと思います。

西田

一覧へ戻る