70代からの薪ストーブライフ
2024/02/20
- カテゴリ:社長のヒトコト
- 書いた人:由良 俊也(代表取締役)
70代夫婦の薪ストーブライフ。
今夜は薪ストーブの着火式。
施主は70代にして、この度リノベーションによる大いなる暮らし方改革を図ったものだ。そのシンボリックなアイテムが薪ストーブだったのだ。
「ちゃんと使えるかな?」
照れ笑いを浮かべる夫に
「私は知らないわよ」
さらりと悪戯っぽく吐き捨てる妻だけれど、ときおりこぼれ落ちる笑顔が、どれだけこの場をやさしく包むことか。
窓の外に広がる夜空には、あまねく星々が永遠に瞬きを繰り返してるみたいだった。
年老いた夫婦はお雛様みたいに肩を並べて、薪ストーブの前でほんのりと影絵になった。
私はお祝いの焼きリンゴを差し出した。
手に抱えきれないやわらかなピアノのBGMが、花のようでも雪のようでもある。
二月の夜のささやかな薪ストーブの風景だ。
今夜は薪ストーブの着火式。
施主は70代にして、この度リノベーションによる大いなる暮らし方改革を図ったものだ。そのシンボリックなアイテムが薪ストーブだったのだ。
「ちゃんと使えるかな?」
照れ笑いを浮かべる夫に
「私は知らないわよ」
さらりと悪戯っぽく吐き捨てる妻だけれど、ときおりこぼれ落ちる笑顔が、どれだけこの場をやさしく包むことか。
窓の外に広がる夜空には、あまねく星々が永遠に瞬きを繰り返してるみたいだった。
年老いた夫婦はお雛様みたいに肩を並べて、薪ストーブの前でほんのりと影絵になった。
私はお祝いの焼きリンゴを差し出した。
手に抱えきれないやわらかなピアノのBGMが、花のようでも雪のようでもある。
二月の夜のささやかな薪ストーブの風景だ。