ショップリノベ
2024/02/02
- カテゴリ:社長のヒトコト
- 書いた人:由良 俊也(代表取締役)
午後一番はリノベーションの打合せ。
といっても今回の案件は住宅にあらずだ。
それがどこの何なのかは、まだ伏せておく。
今日は自宅の工房を下見させてもらった。
25平米ほどの木造の納屋のような建物の中には、うず高く積まれた素材の山が。
そしてデザインやカッティングをする二畳分ほどある作業台と、その背後には写真の機械が二台鎮座していた。
あとは部品を取り分けておくケースとそれらが収まるスチール棚と、筆記用具にパソコンが一台。
およそ装飾と呼べる設えは、ほとんど目にすることはない。
けれども古ぼけた納屋の梁や建具枠などがブルーグレイに塗装されていたり、壁の傷みを隠すのに和紙が使われていたりと、デザインと制作を手がけるクラフツマンらしい施主のこだわりも見え隠れする。
私は目を凝らしてヒントを探していた。
願わくば向き合うだけで、やる気が湧いてくるような作業場にしたい。
そして音楽と時々は美味いコーヒーがあればいい。
「何月ぐらいに完成しますかね」
気の早い施主は目尻を下げながら暦をめくった。
私はただただ苦笑するのだ。
といっても今回の案件は住宅にあらずだ。
それがどこの何なのかは、まだ伏せておく。
今日は自宅の工房を下見させてもらった。
25平米ほどの木造の納屋のような建物の中には、うず高く積まれた素材の山が。
そしてデザインやカッティングをする二畳分ほどある作業台と、その背後には写真の機械が二台鎮座していた。
あとは部品を取り分けておくケースとそれらが収まるスチール棚と、筆記用具にパソコンが一台。
およそ装飾と呼べる設えは、ほとんど目にすることはない。
けれども古ぼけた納屋の梁や建具枠などがブルーグレイに塗装されていたり、壁の傷みを隠すのに和紙が使われていたりと、デザインと制作を手がけるクラフツマンらしい施主のこだわりも見え隠れする。
私は目を凝らしてヒントを探していた。
願わくば向き合うだけで、やる気が湧いてくるような作業場にしたい。
そして音楽と時々は美味いコーヒーがあればいい。
「何月ぐらいに完成しますかね」
気の早い施主は目尻を下げながら暦をめくった。
私はただただ苦笑するのだ。