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そぞろ歩く南京町で

Staff

神戸で会議を終えて、ぼんやりと秋の宵の匂いのする南京町をそぞろ歩いた。

会議では、低迷する住宅業界に在って工務店のやるべきこと、いよいよ腹を括らねばならぬことが露見した。
何もしないことはすなわち退廃を意味するのだと。

光を失った太陽が、ビル群の狭間に橙色の姿を沈めようとしていた。
散り惑う花びらのような街路灯が、今日はやけに儚く見えた。

何とかなる?いや何とかしないとだ。

賑やかさを増す朱色の街中で、私は自問自答を繰り返す。

迷っていた。
小籠包、中華ちまき、北京ダックetc
だめだ…横ヤリが強すぎて、考えがまとまらない。
小腹も空いてるし。
こんな日に南京町は間違いだった。
あ、肉まんひとつください(^^)
 

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