今朝の森の舟から
2023/09/08
- カテゴリ：社長のヒトコト
- 書いた人：由良 俊也（代表取締役）
今朝、森の舟にお越しの方は大阪からだった。
高校を卒業後、丹波を離れてこの春定年退職を迎えるまでの45年、ずっと大阪だったのだとか。
ひとくちに45年と言っても、それは途方に暮れるような長さなんだろう。
よくせきの苦労と覚悟の跡が額の皺の深さに見え隠れした。
リビングチェアに腰掛けて、押し殺すように、遠慮がちに、45年分の静かで長いため息をついた後だった。
不意に漏れ出た言葉は
「自然はやはりいいですね」
そんな素朴なものだった。
山は青きふるさと
水は清きふるさと
私の周りにも最近こんな話が多くなった。
草生きれの線路に汽笛をとよもして、夜行列車が運んでくるような、昔日の思い出話。
ふるさとの山は母のようにやさしく耳を傾けるのだ。
高校を卒業後、丹波を離れてこの春定年退職を迎えるまでの45年、ずっと大阪だったのだとか。
ひとくちに45年と言っても、それは途方に暮れるような長さなんだろう。
よくせきの苦労と覚悟の跡が額の皺の深さに見え隠れした。
リビングチェアに腰掛けて、押し殺すように、遠慮がちに、45年分の静かで長いため息をついた後だった。
不意に漏れ出た言葉は
「自然はやはりいいですね」
そんな素朴なものだった。
山は青きふるさと
水は清きふるさと
私の周りにも最近こんな話が多くなった。
草生きれの線路に汽笛をとよもして、夜行列車が運んでくるような、昔日の思い出話。
ふるさとの山は母のようにやさしく耳を傾けるのだ。
