コトス的牧歌生活
2023/02/10
- カテゴリ:社長のヒトコト
- 書いた人:由良 俊也(代表取締役)
二月の最初の日曜日。
うららかな、とはいえまだ肌寒い早春の昼下がりだった。
ちょうどこの時期に畦焼きの奉仕作業がある。
本当なら害虫を火炎で駆除するための作業だけど、今日みたいに冬枯れた草を焼くのは、実に快感なのである。
そこかしこから、もうもうと煙を立てる田園。
一足先に春の訪れを寿いでいるのか、雲がたなびくような、優雅で静かな風景だった。
おかげさまで自治会長の仕事も、あと二月を切った。何にもお役に立てなかったことに自省はある。
けれども、大禍なく静かに過ぎようとするこの一年には、正直、ほっと安堵してしまうよ。
まるで鎖が解けるように、ひとつ、またひとつと、私の身体の凝りが薄らいでいくのが分かる。
今年の畦焼きは、いつにも増して穏やかな気分だ。
不意に頭上をかすめてカイツブリの啼き声がした。
冬がまもなく明けるんだろうね。
そしたら、また焼肉でもしようぜと、誰かが誘ってくれるはずだ。
それもまた楽しみに加えて。
丹波暮らし。牧歌生活(^^)
うららかな、とはいえまだ肌寒い早春の昼下がりだった。
ちょうどこの時期に畦焼きの奉仕作業がある。
本当なら害虫を火炎で駆除するための作業だけど、今日みたいに冬枯れた草を焼くのは、実に快感なのである。
そこかしこから、もうもうと煙を立てる田園。
一足先に春の訪れを寿いでいるのか、雲がたなびくような、優雅で静かな風景だった。
おかげさまで自治会長の仕事も、あと二月を切った。何にもお役に立てなかったことに自省はある。
けれども、大禍なく静かに過ぎようとするこの一年には、正直、ほっと安堵してしまうよ。
まるで鎖が解けるように、ひとつ、またひとつと、私の身体の凝りが薄らいでいくのが分かる。
今年の畦焼きは、いつにも増して穏やかな気分だ。
不意に頭上をかすめてカイツブリの啼き声がした。
冬がまもなく明けるんだろうね。
そしたら、また焼肉でもしようぜと、誰かが誘ってくれるはずだ。
それもまた楽しみに加えて。
丹波暮らし。牧歌生活(^^)