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京橋にて

Staff

この前の土曜日、学生時代の同期6人の飲み会があった。
京橋駅で、幹事の馴染みの、美味くてお手頃な店に連れて行ってもらった。
 
6人で会するのは久しぶりだった。
中には20年振りという者もいる。なのに、ひとたび顔を合わせると、懐かしい日々の思い出がとめどなくて、息が苦しくなるくらいだ。
 
「変わらへんなあ」なんて、それはみんな罪のない嘘だ。
よく見ると(見なくても)、誰もがシルバーグレーの哀愁を拭いきれていない。
 
いいやんか、それで…、と私も思う。
 
ここまて紡いできた人生の糸は、けして太くはないけど、それでも切らずに繋いだものなんだ。
 
帰路。大阪駅のプラットホームは金と銀とのカクテル光線で眩しいほどだ。
光に紛れて、少しずつ思い出も姿を変える。
30数年前、帰省の夜行列車なんてそれは淋しいものだったのに。
昔日の夢や記憶をたくさん吸い取って、こんなに金ピカになってしまった。
 
 

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