スタッフブログ

古民家実地検分

Staff

近頃…。
中古住宅や住宅用地の実地検分などが増えてきた。

小生、この住宅業界を歩んで三十余年になるが、さりとて祈るような面持ちで意見を求められても、どんなに的外れなことを言いやしないかドキドキなのだ。

普段は軽口を叩いて小笑いを誘っていても、責任重大な場面に際しては、口も重くなるというもの。
それぐらいは長らくやってきた分だけの心得はあるのだ。

なので、できれば早いうちに「分かりません」の旨、素直に、なるべくならご愛嬌で(^^)お伝えしている。

勝負は時の運。
神のみぞ知ることだから(という言い訳させてちょ)。

そして、それなりに疲れて帰るのだが。
夕陽がまさしく山際へ消え入るところだった。

この色は命を暖める色。
錆びついた心のネジに油を差すような優しい色だ。

風呂から上がったら貰い物のビールで一人、乾杯する。
「お疲れさま」と自分にいう(^^)
そしてまた来週もよろしくお願いする。
更けゆく秋の夜に。

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